業務内容
知事部局の部課に勤務して、若鯱Ⅲヘリコプター(ベル式412EP型)の整備業務等に従事し、
林野火災などの消火活動や災害、水難事故などに伴う捜索救助及び急病人の救急搬送など、災害時の対応や人命救助のために活動します。
応募資格
必須要件
- 昭和39年4月2日以降に生まれた人
- 航空法(昭和27年法律第231号)に基づく二等航空整備士(回転翼航空機)(平成11年改正前の航空法に基づく三等航空整備士(回転翼航空機)を含む。)以上の資格を有する人
- 自治体、国、航空運送会社等で二等航空整備士としての整備実務経験を10年以上有する人
勤務地
航空自衛隊岐阜基地内 岐阜県防災航空センター
岐阜県各務原市那加官有無番地
<転勤>:なし
給与・待遇・福利厚生
給与
初任給は、学校卒業後、民間等における職歴その他を勘案のうえ決定され、55歳までは原則として毎年1回定期に昇給します。
手当
- 時間外勤務手当
- 通勤手当
- 住居手当
- 扶養手当
- 勤勉手当
- 期末手当
等がそれぞれの条件に応じて支給されます。
ひとこと
岐阜県防災航空隊の運航機は次の通りです。
- JA21AR 「若鯱Ⅰ」(BK117C-2)
- JA119V 「若鯱Ⅲ」(B412EP)
岐阜県防災航空隊はBK117C-2とベル412の2機体制ですが、同程度の面積・人口を有する他都道府県と比べても防災ヘリコプターを2機保有している自治体は珍しいですね。
2機運航体制を維持している理由としては山岳地帯の多さが挙げられると思います。
年間を通して救助事案が多く発生しており、2機同時出動の機会も多くあるとのことです。
また周囲の多くの県と応援協定を結んでいて、災害時の対応強化も図っています。
自前の操縦士、整備士を抱えての自主運航は412の1機で、BK117の若鯱Ⅰはセントラルヘリコプターサービス(CHS)へ運航委託を行っているのも特徴の一つですね。
412を整備・運航する自隊整備士としての定員は3名です。
岐阜県防災航空隊は2019年にパワハラ等が発覚し、運航を1年余り停止していたことがありました。
そこから再発防止策の策定や安全管理のルール作りなどを進めてきましたが、自隊運航の場合には人の循環は起こりづらく、パワハラ等が起こりやすい環境になってしまうのかもしれません。
でも少人数だからこそ一人一人の影響力が大きく、雰囲気や風土を変えていける楽しみ・やりがいはあるかもしれませんね。
応募方法
こちらの求人の詳細はは岐阜県のホームページから確認することができます。